アイスが溶けるまで

「あのゲームまだやってたんだ」  騒がしい店内で、私と友人は向かい合って座っていた。他の友達とは来ない、特殊なカフェ。およそ大学の同じゼミの子とは来ないであろうこのカフェで、私は機械的に頷いた。 「やってるよ、そりゃ。こ… 続きを読む アイスが溶けるまで

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カテゴリー: 生簀噺