自分の心臓の鼓動が大きくて、ベッドが揺れた。
おかしくて笑いそうだが、本当に揺れている。そして頭が痛い。思考できない。頭にあるのは、興奮だ。
怒り、寂しさ、空腹、喜び、嫌悪、いろいろ。
これを書いているのは、本当に私は感動しているからだ。空虚な感動。
私は久しぶりに二次小説を書いた。海外アニメのものだ。アニメが元々好きではあったが、あるキャラクターが私の興味をひいた。モチーフがセンシティブなので、書くのを躊躇った。しかし、私は書いた。
なぜか。
書いているうちに、私は自分がすらすら書けていることに気づいた。歪んだ倒錯か? でも、ハッピーエンドにすることにした。そのキャラクターは作中では死んでいる。確定だ。このキャラクターは傲慢で自信家だが、死んだ。
それがもし生きていたら、どういうふうに自分の傲慢さや犯した罪に向き合うだろうかと考えた。
私は9月の末から今現在まで、やるべきことを放置してその物語を書いている。
書くと、面白いことに鼓動は静まった。
いまは、携帯の端末を通して書いている。
指から文字が発信されるごとに、鼓動が落ち着きを取り戻していく。
何を焦っているのだろう。いや、焦らずにはいられない。
でも、焦っても仕方ないとも理解している。
私は暖かい良い人たちに恵まれ、手前勝手な孤独を抱えて悶える蟲だ。大いに笑い、大いに泣き、大いにこの世を謳歌していきたい。
文字を書いていると安心する。
やはり文字は素晴らしい。
先人のお陰で私はとても幸せだ。
夜更かしばかりを最近していたため、眠れない。
今日は体調が悪いから早く寝たいのだが、YouTubeなんかみてしまったばかりに寝付けない。
いろいろしたい。
ギターや作曲や粘土遊びやデッサンや漫画や歌やいろいろと、頭がうるさい。
書いていると落ち着く。
目と指を大切にしないと。
寝よう。明日は朝早くから歩こう。
そして、手紙を渡せていない人に手紙を渡そう。
最後に、試験の終わった友人と、またその友人と花火を観るのだ。
きっときれいだろう。
ああ、書いたら眠れる。
私はおかしいのかと他人に聞く必要はない。
みんなどこかズレている。
ズレていることを分かって眠ったほうが、
良い夢が見られる。
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